子どもと学びとわたし

保育士ママが子育てや教育について考えてみる

子育てがつらいと感じた時

 

子育てがつらい、と感じる方は多いと思います。

むしろ常に、子育てって楽しい~(≧▽≦)と思いながら子育てをしている方の方がめずらしいのではないでしょうか。

 

わたしも保育士をしていて、常に子どもたちと関わっていますが、わが子の子育てで、あーちょっときついなぁと思うことはよくあります。

そういうときは、だいたい職場で先輩保育士さんや先輩ママさんたちにアドバイスをもらったりして乗り越えてきました。

 

今はこういう状況でなかなか人とのふれあいができず、孤育てに陥っている方も少なくないと聞いています。

公園へ遊びに行ったときに、ほかの方に声をかけるのも、もともと勇気がいる上に、こういう状況下ではなおさら難しいですよね。

 

子育てのつらさや大変さって子どもの年齢によっても違ってくると思うんですが、

わたしが思うつらさ、大変さの時期は、

 

赤ちゃんの時期:親も初めての子育てだったりして、夜泣きがひどい、離乳食を食べてくれない、なんで泣いているかわからない、といったような理由でつらいと感じることが多いと思います。

 

イヤイヤ期:魔の2歳児ともいわれる第一次反抗期ですよね。この時期は本当に大変なのではないでしょうか。特に仕事をお持ちの方は時間に追われたりもするので、ついつい叱ってしまう、強い口調になってしまう、ということが多いのではないでしょうか。

 

赤ちゃん返りの時期:下の子が生まれたり、環境が変わったりしたときですね。保育園入園や、幼稚園入園、引っ越しなどもそうですね。しっかりしてきたと思ったら急に赤ちゃんのように「できない、やって」と言ってくるのでついイライラしがちになります。

 

親の手を離れ始めたとき:小学生になって親よりも友達と行動することが多くなってくると、中間反抗期と呼ばれる時期に入ります。親の言うことを聞かなくなったり、親に秘密を作ってみたり、ということが増えてきます。一方でまだまだ甘えん坊なところもあったり、という時期ですね。

 

思春期:第二次反抗期と呼ばれる時期ですね、早い子では小学5,6年生から遅い子でも中学3年生くらいまでにはこの時期に入るのではないでしょうか。

 

 

子育てってこんなに大変な時期があるのー!?と思われた方もいれば、うちはこの辺は大丈夫だったわ、反抗期も大したことなかったわ、いやいやいや、うちはもっとほかにも大変だったわよ、と様々いらっしゃるかと思います。

もちろん、子どもはひとりひとり違います。大変な時期が必ずしもみんな同じ、ということはないので、だいたいこんな感じなんだなーと心づもりをしておくといいと思います。

 

では、子育てがつらい、と感じた時、どうすれば乗り越えていけるのか、というと、

 

もう時間が経つのを待つしかない(゚Д゚;)

 

いやいやいや、そんなの当たり前やがな、解決策が知りたくて検索しとんじゃ、と思われた方、わたしが実践した乗り越え法をとりあえず試してください。

 

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もちろん、全部やらなくても大丈夫です。自分なりにこれがいい、と思った方法で大丈夫だと思います。

 

 

 

とりあえず愚痴る

配偶者に愚痴れるならばそれが一番いいかと思いますが、なかなかそれはできない、という場合は、実家の両親、友達、相談機関、誰でもいいと思います。

直接会えない、という場合は電話でもオンラインでも利用して、ひたすら愚痴を聞いてもらいましょう。

話す、というのは本当に大事で、話したところで何かが解決するわけではないのですが、気持ちが楽になるんですよね。

なので、「そうだね、そうだね」と聞いてくれる方、聞き上手な方に聞いてもらえるのが一番いいと思います。

 

つらい気持ちをSNS、日記、メモ帳に書き出す

SNSで発信して同じような悩みを持つ方とつながることができれば、いろんなつらさや大変さを共有することができますし、そこまで勇気がないわ、という方は日記帳を準備したり、メモ帳に、ひたすら気持ちを書き込んでいきます。

そうすることで気持ちの整理をすることができますし、どういったことがつらいのかということが見えてきたりもします。

 

思いっきり泣く

泣きましょう、思いっきり。感情をすべて出し切るくらいの勢いで。

わたしも好きな音楽を聴きながら、夜、大号泣したことがあります。

 

一歩下がる

なにそれ、意味がわからない、と思われるかもしれないのですが、自分の気持ちや子どもから一歩下がって状況をみる、ということです。

実は、わたしは保育士として働いているときに、子どもたちにイライラすることはありません。

 

ですが、わが子の子育てではイライラすることが多いです。

 

それはなぜか?親として子どもと向き合いすぎているから、だと思います。

保育園で手を抜いている、というわけじゃないですよ。

保育園では、先生として子どもたちと接しています。

しかもわたしひとりではありません。何かあれば助けてもらえます。

 

常に心に余裕のある状態なんですよね。

 

けれども、家では母親として子どもと向き合います。

お互い譲れないところがあったりもします。

でも、一歩下がってみてみると、まぁ大したことないことで、イライラしていたりするんですよ。

部屋を片付けていなかったり、寝る時間がきてもだらだらYOUTUBEを見ていたり。

別に部屋なんて一緒に片付ければいいし、YOUTUBEが見たいなら「何時まで見るの?そろそろ寝る時間なんだけど」と少し早めに伝えておけばいいことなんですよね。

 

とにかく、心に余裕をもつことが大事

自分のための時間を1日10分、15分でもいいので確保して、ティータイムを持ちましょう。

 

冷静になれば、心に余裕が持てれば、「この子、なんでイライラしているんだろう」「ものすごいイヤイヤ言ってるけど、一体どうしたいんだろう」ということが、第三者的な視点から見えるようになります。

 

子育てがつらい、という方、それだけ子育てを一生懸命頑張っていらっしゃる、ということの証です。

楽になる時期は来ます。

自分を大事にして、大変な時期を乗り越えていきましょう。

 

イヤイヤ期を乗り越える方法は以下で詳しく書いています。

 

htklv.hatenablog.com