子どもと学びとわたし

保育士ママが子育てや教育について考えてみる

夏休みが終わる…【2023年】

 

夏休みも終わりに近づいてきました。

今年の夏休みは、とにかく予定盛りだくさん。

といっても長期旅行に行く、とかではなく、ほぼ日帰りで、あちこちでかけました。

1回だけ、泊まりでもでかけました。

 

というのも、子育てしている方は、わかるかと思うんですが、

子どもたち、経験不足!!

というのを感じませんか?

 

コロナ禍の数年、公共交通機関もあまり使用せず、社会科見学や、遠足なども縮小、もしくは中止になり、

お友だちの家にでかけて一緒に遊んだり、親戚と一緒にお食事をしたりなんてこともほぼなくなり、

 

家で過ごす時間が多くなり、ゲームの時間も多くなり…

様々な経験をすることができずにいました。

 

小学2年生の娘も、まさしく、影響を大きく受けていて、

「でかけるのめんどくさーい」

「家の方が楽じゃん」

が口癖になってしまいました。

 

もちろん、出かければ、そこで楽しく過ごせるし、

「来てよかった!楽しかった!」

と言ってくれるのですが、

出かけるまでのハードルがものすごく高くなってしまったんですよね。

 

しかも、電車にちょっと乗っただけで酔うし、どう過ごせばいいかわからず、そわそわしてるし…。

 

というわけで、今年はいろんな経験をさせよう!と思い、

博物館や、美術館、観光地、いろいろ出かけてきました。

花火大会にも(親が)元気を出して行ってきました。

 

今年は、仕事もしていたので、とにかく忙しく夏休みが過ぎていきました。

体力もついていかず、本当に大変でした。

 

気づくと、

「もう夏休みも終わりだねー」

と。

 

そしてやっぱり口にするのが、

「学校行きたくないなー」

ですね・・・。

 

そりゃそうよね。わかるわかる。

まあ、無理はしなくてもいいと思うんですが、

娘の場合は、行けば楽しめてるみたいなので、外へ出るというハードルが…高い(^_^;)

 

でも、本当に学校が辛くて、逃げ出したいのなら、生きることを優先しなければならないです。

絶対に。

一番大事なのは学校へ行くことではなく、生きていくことです。

学びの場はたくさんあるので、学校が辛くてたまらないときは、休む勇気が必要です。

 

この時期は本当に多くの子どもたちにとって辛い時期ですよね。

なんで学校ってそんなに子どもたちを苦しめるんでしょうね。

学校は学びの場。

学びたいと思う子どもたちに学びを提供する場。

苦しめる場所であってはならないのに。

 

休む勇気と休ませる勇気を大切に。

わたし自身も心にいつも唱えています。