そろそろ夏休みも終わりですね。
休み明けってなんでこう憂鬱になるんでしょうね。
比較的学校へは楽しく通っている娘も、
「えー、もっと休みたいー」と言っているし、
無理せず自分のペースで学校へ通っている息子もやはり少し気持ちが重いようです。
わたし自身は先週から仕事に行っていますが、2,3週間もお休みをもらっていたので、久々の出勤はめんどくさいなーとどうしても思ってしまいました。
別に仕事は好きだし、職場の環境も悪くないし、
仲がいい職場の人たちに会えるのは嬉しいんですよ。
そんな感じでも、やっぱり休み明けはしんどいです。
なので、人間関係とか、勉強のこととか悩み多き年頃だった10代の頃は本当に辛かったなぁ、と今も思います。
で、この時期になると多くの方が発信をされていると思うのですが、
学校は命をかけてまでいくところではない。
これは、本当に10代の頃の自分への言葉でもあります。
毎年のデータをみても、8月末から9月頭に、自らの人生を終わらせてしまう子どもがとてつもなく多いです。
つまり学校が始まるタイミングです。
このブログは一応親向けの記事を主に書いていますが、
子どもたちには、
学校へ行けない自分を責めるのではなく、心や命を守ろうとしている自分を認めてあげてほしい。
そして、親はそんな子どもの姿を受けて止めてあげてほしい。
この時期は本当に子どもにとってものすごく精神的に苦しい時期であることを親自身は理解しておかなければならないし、
ちょっとした子どもの変化を見逃さないように気をつけておくべき時期でもあります。
まさか自分の子が、と認めたくない気持ちは誰もがあると思いますが、
もしかしたら我が子がとてつもなく追いつめられているかもしれない、と子どもの様子を見守っていくことはものすごく大切です。
かつて学校嫌いだったわたしも、今は親になったわけですが、
10代の頃、苦しい気持ちをつづっていた日記帳が今も手元にあります。
そんな過去の自分に、
親になったわたしはなんと声をかけてあげればいいのだろう、ということはいつも考えています。
親が、心配そうにしていれば、心配かけてはいけない。
頑張れない自分は悪い子だ。
と思ってしまう。
よく高校生のころは、いまこの瞬間にわたしがいなくなっても誰も気にしないんじゃないか、 誰も気づかないんじゃないか、
きっと何事もなかったかのように時間は過ぎていくんだろう、と思っていたことがあります。
そんなことは絶対にないです。
親になってわかりましたが、子どもが心配なのは当たり前です。
心配かけないようにしたいという子ども心に甘えてしまう部分はあると思います。
いろんな経験をしてきた親だからこそ、こんなところで躓かないでほしい、もう少し頑張ってほしい、そういう気持ちは確かにあります。
だけど、命をかけなければならないほど苦しい思いをしてほしいわけじゃない。
夏休みあけに、たとえ頑張れたとしても、
だいたい2学期、3学期は不登校の子どもは急増します。
今は状況的に2学期制を導入している学校も多いと思うのですが、秋ごろから、本当に増えます。
これは息子にも当てはまっていましたし、
教育相談に通っているときも、担当者の方が話されていて、予約をとるのが大変だったので、身をもって感じていることでもあります。
なので、限界まで頑張らなくていいんだよ。
無理はしなくていいんだよ。
休んだっていいんだよ。
っていうありきたりの言葉しか言えないのですが、
本当に、そのとおりです。
将来のことも勉強のことも不安になったり心配になったり、そういう気持ちはあると思いますが、
まずは、心と体と命を大事にしてほしい、です。
不登校の子どもの学びや、教育の選択肢なども記事にしています。
少しでも安心材料を見つけて、過ごせることを願っています。