さて、息子が小学校入学したときに、一番驚いたのは、
連絡帳での欠席連絡が、まだ存在していた!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
ということでした。
30数年前、わたしがまだ小学生だったころ、わたしが熱で欠席したら、親は近所のお友だちに連絡帳を預けに行っていました。
それが、いまだに続いていたこの衝撃!
しかも、同じクラスの子にしか預けちゃダメだという縛りが!!
連絡帳を預ける子リストなるものを記入させられるという、近所に同じクラスの児童がひとりもいないと悲惨な事態が発生するおそろしいことになっていました。
(わたしたちの頃は朝が集団登下校なので、高学年の子がもっていってくれ、帰りはクラスで「わたしが行ってあげるよ~♪」と手をあげてくれた子が届けるけっこう柔軟なしくみでした)
というわけで、公立小学校のデジタル化してほしいところ3つです。
1.欠席連絡アプリを導入してほしい(切実)
2.連絡網じゃなくて一斉メール配信をしてほしい
3.連絡帳やプリントをなくして、アプリやメールにしてほしい
1.欠席連絡アプリを導入してほしい
一家でインフルに感染したときには本当にどうしようかと思いました。
わたし、接触していいの?インフルだけど?と思いながら、結局お友達の家の郵便受けに連絡帳を非接触で預けたこともありましたが、コロナの場合それはできないですよね。
今は保育園や幼稚園でも導入が進んでいる欠席連絡アプリ。わたしの職場でもだいぶ前にオンライン連絡帳に変わりましたし、娘の保育園も今後導入予定だそうです。
小学校はどうなるんでしょうか。
電話連絡はしないでください。連絡帳は同じ学年のクラスメートに手渡しで。という息子の時のルールは仕事をもっていたりするとけっこう大変でした。
2. 連絡網じゃなくて一斉メール配信にしてほしい
最初の保護者会で個人情報書かされた時には一瞬固まりました。
え、連絡網?いまだにそんなの存在してるの!?メールじゃないの!?と。
兄弟がいて、上の子どもがいらっしゃる方は、「そうなのよねぇ」って感じでしたが、我が家のように第一子が小学校入学という家庭の保護者はみなさん、驚かれていました。
時代が昭和に戻ったのはいうまでもないです。
その後、連絡網が回ってきたはいいけれど、次の人も、次の人も留守電。結局最後の方に連絡するはめになったことがあります。しかもみなさんの留守電に全部同じ内容の伝言を残すことになりました。
学校にメールアドレス登録はしているので、一斉メール配信をしてもらえればこんな苦労はしなくていいのでは、と思ったのをよく覚えています。
3.連絡帳やプリントではなくアプリやメールにしてほしい
これは上2つとかぶるところがありますが、子どもの連絡帳や毎日大量に配布されるプリント、これをもう少し減らしてほしい、ということです。
もちろんこれは賛否あるかと思いますし、完全になくす、ということではなく、子ども自身が連絡帳に記入して自分で管理をする練習ということならあってもいいと思うのですが、保護者に伝えるべきことまで連絡帳に記入するのは、特に1年生では難しいと思います。
また保護者から先生に、先生から保護者への連絡事項などは、個人情報を記入することもあるため、人に預ける連絡帳に記入するのはどうかな、と思うことが度々ありました。
そして小学校のプリントの量の多さは半端ないです。我が家でもファイルをいくつも用意していましたが、あまりの多さにすぐに管理できなくなってしまいました。
入学当初、高学年の保護者の方を話をしたら、「うちはほぼ捨ててるよ」と言っていました。
確かに大した内容でないものが多く(めっちゃ失礼ですが)我が家も学年があがっていくうちにバンバン捨てるようになってしまいました。
それを見た息子が一言、「学校ではさ環境問題がどうのこうのって先生が言うけれど、学校が一番紙の無駄遣いして環境破壊の一端を担ってるよね」
はい、おっしゃるとおりです。
正直、コピー機の取り合いでとかコピーに時間を取られて勤務時間が長くなる、という話を聞きますが、この大量のプリントの内容をメール配信にしてしまえばもう少し負担が減るんではないかと思います。
こういった話は保護者の間でも度々話題になりましたが、なかなか変わりませんね。
ただ、息子が小学校6年間の間に、少しだけメール連絡が増えました。緊急の内容だったりすると(連絡網が間に合わないようなとき)メールの方が早いですからね。
来年いよいよ娘の小学校入学ですが、少しは変わっているのでしょうか。
コロナ禍ということで、少しだけ期待してみようと思います。