子どもと学びとわたし

保育士ママが子育てや教育について考えてみる

公立小学校の変化、息子の時と娘の今の違い

 

さて、娘が小学校に入学してから9か月が過ぎようとしています。

息子の時との違いがけっこうあって、実はかなり、驚きました。

 

息子の時は、30年以上前のわたしの小学校時代と、あまりの変化の無さに逆に驚きを感じたのですが、

 

今回は、前進していることに驚きです。

 

これはコロナウイルスのおかげなのか、学習指導要領の改訂があったからなのか、

たぶん、両方だと思うのですが、

それに加えて、今の校長先生が改革タイプの先生だということが一番大きいのかもしれません。

 

息子の時の校長先生は、

  • 前例がないのでできません。
  • いままでこういったことは許可していません。
  • こういうことは経験がありません。
  • こういう決まりなので変更できません。

と、

まぁこちらが何を提案してもこういう返答をしてくる方でした。

あまりに、何もことが進まなかったので、教育相談室やらカウンセラーを巻き込んで少しずつ動いてもらいましたが、とにかく保守的というか、前例第一主義という印象が強くて、大変でした。

 

うちの娘は基礎疾患を抱えているので、それについて1年前から就学相談をして、学校との面談もすすめてきたのですが、

今の校長先生、けっこう簡単に動いてくれちゃうんですよね。

 

例えば、学校での変な決まりがたくさんあったりしたのですが、そういった決まりがほとんどなくなっていました。(驚愕)

 

そして連絡帳制度は残ってはいるものの、出欠連絡がついにオンライン化!!

 

ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい!!

 

えー、これは本当にものすごいことです。うちの子の小学校に関しては。

 

出欠連絡は連絡帳で!!

近所の同じクラスの子にお願いしてください!

 

と、息子の時は6年間言い続けられ…

不登校時代なんてもう、お友だちにお願いするのがだんだん申し訳なくなるくらいだったし、何時に通学路を通るかわからないそのお友だちを、朝早くから延々と待ち続けなければならないという…

 

インフルの時なんてもう、親同士で連絡とりあって、郵便受けを利用しながらやりとりして…。

 

まぁ涙ぐましい努力をしたものですが。

 

いやー、出欠がオンラインフォームになってめっちゃ便利。

もっと早くからこうしてほしかった。

 

あとは大量に配布されていたプリント類がだいぶ減ってメール配信になったこと。

アンケートなどもオンラインになったので、これも助かります。

いやほんと、これ環境問題的にどうなのよ、というくらいプリントばっかり配られていましたからね。

 

そして次に、余裕のある時間割のくみかたをしてあること。

娘の小学校はいま2学期制になっています。

これはコロナの時期限定かもしれない、とのことですが、わたしとしてはのんびり学べていい感じだと思います。

 

1年生の時間割も息子の頃に比べるとゆるい感じになっていて、

週2日は4時間授業で、給食を食べたら帰ってきます。終わるのも早いです。(働くママは大変ですが)

 

以前は1年生も週5日5時間授業でした。その上終わる時間も遅かった息子は毎日疲れ果てていて、

宿題もなかなか終わらないし、寝る時間も遅くなるしで、けっこう大変だったのです。

 

今は宿題も多くないし、のんびりすごせるのでかなり余裕があります。

これは担任の先生にもよるかと思いますが、宿題も強制ではなく、体調が悪ければ無理しなくていいよ、という感じらしいので、娘も焦る様子はまったくなし。

 

まあ、これもいいのか悪いのか、と思うところですが、

1年生ってこれくらいでいいよね、と思います。

 

やっぱり思うのは、校長先生や、担任の先生ってほんと大事。

あまりあたりはずれ、という言い方はしたくないですけど、本当にこの先生はちょっと…と思う先生はいますよね。

 

まあこれは保育の現場でも同じことが言えますが。

 

ただ保育園でもそうですが、上の立場の人次第で本当に環境って大きくかわります。

いろんな面で、学校もどんどん改善していってくれるといいなぁと思っていたりする今日この頃です。