保育園が決まった!
これで仕事復帰できる!
と、気持ちも浮かれますが、考えておきたいのは子どもが風邪をひいたり、感染症にかかってしまったときのことです。
入園してから半年くらいはとにかく風邪をひきやすいし、感染症ももらいやすいです。
慣れない保育園生活で熱を出すお子さんもたくさんいます。
仕事復帰したもののいきなり休まなければならなくなった!早々に有給全部使ってしまった!ということはよくあります。
我が家も、わたしの仕事復帰2日目に、息子は気管支炎になりました(^^;)
ですので、病児保育や病後児保育のことも含めて書いてみようと思います。
子どもが病気になったときの選択肢
親や祖父母が自宅で面倒をみる
一番多いかな、と思います。
親が交代で休んだり、近所に祖父母が住んでいたら来てもらったりして乗り越えます。
インフルエンザやマイコプラズマ肺炎などにかかってしまうとかなり長期間になってしまいます。
うちは息子が気管支炎になったときは2週間も休みをもらいました…。
ただ、子どもにとってみれば身近な人と過ごせるため、一番安心できる環境です。
病児保育/病後児保育
今、地域によっては病児保育や病後児保育室という場所があります。
普段元気なときは通常の保育園に通い、体調を崩した時に利用できます。
病院や小児科のそばに併設されていたり、看護師が常駐している保育ルームだったり、保育園のそばに併設されていたり、訪問型だったりと地域によってさまざまです。
自治体に委託されているところもあれば、民間の福祉サービスの場合もあります。
保育園入園のしおりなどに載っていることもありますので、気になる方は問い合わせてみてください。
これは事前に登録をしておかなければならないことが多いので、保育園が決まったら登録しておくことをおすすめします。
いきなり仕事を休むことはできない、どうしても長期間休みはもらえない、という方にとってはありがたい場所です。
どんな病気なら預かってもらえるのか、というのもさまざまで、インフルエンザでも預かります、というところもあれば、回復期のみ預かります、というところもあります。
ただ、水疱瘡などもそうですが、長期戦になったときは回復期だけでも預かってもらえる、というのはかなり助かります。
料金もさまざまですが、自治体によっては助成金などもあります。
病児専門のベビーシッター
ベビーシッターの中には看護師や保健師等の資格を持つ病児専門のベビーシッターもいます。
ベビーシッター会社にもよるかもしれませんが、
病気や病後でも対応します、というベビーシッターの会社を探してみるのもひとつの手段です。
ベビーシッターだと少し高めにはなりますが、大手の会社だと急なケースでも対応してもらえたりします。
やはり親としても看護師さんや保健師さんにマンツーマンで対応してもらえるのはかなり安心できると思います。
保育園は基本、元気な子が過ごす場所
子どもの発熱や病気に関しては、保育士であってもみな知識はありますし、ある程度の処置はできますが、専門的な知識があるわけではありません。
診察、診断などももちろんできません。
通常の保育園では看護師が常駐していないところも多いです。
ごくたまに、熱があるけど、朝解熱剤を飲んで熱を一時的に下げて登園してくる家庭があります。
これは熱のある子ども本人にとっても辛いことですし、
体調が急変した場合、大変なことになります。
感染症だった場合、ほかの子どもたちに感染してしまう恐れもあります。
どうしても休みづらい職場ということならば、事前に病児/病後児保育や、ベビーシッター会社に登録しておくのが一番いいと思います。