先日、息子と進路について話をしました。
それにしてもまぁ、思春期の息子さん、よくしゃべってくれるなぁ、と驚きつつも、現在の悩みなんかを聞いていました。
将来、どんな仕事に就くべきか、というのはいろいろ考えているみたいですが、これだ!と思えるものがなかなか見つからない、と。
ゲームは好きだけど、プロゲーマーを仕事にできるか、というとそれは違う、という話もしていました。
好きなことを仕事にすると、息抜きができないからだそうです。
よく考えているなぁ…(^^;)
わたしなんて、好きなことばっかりやって、それが仕事につながるか否かなんて考えたことなかったし、
そもそも進路について真剣に考え始めたのは高校生になってからです。
多くの人は大学まで行って、就職活動をして、会社員になるのかもしれません。
ですが、そのルートを外れてみると、個性的なルートを歩んでいる人がたくさんいることに気づけます。
わたし自身もギャップイヤーみたいな感じで、高卒後に1年弱、英語の勉強をしていましたし、
わたしの弟に関しては2年くらいギャップイヤーを過ごして、二十歳で大学に入学しています。
しかも会社員だけが仕事ではないです。
いろんな研究者や、職人さんだっていますし、専門職で働いている人もいます。
芸術系のアートや、ダンサー、歌手としての生き方もあれば、スポーツ選手やその選手を支える仕事もあります。
世の中には本当に様々な職業があります。
学校だけで勉強しているとなかなかほかの職業を知ることは難しいですよね。
お金を稼ぐ、という方法も仕事をするというだけではないですからね。
今は、いろんな経験をすればいいと思うよ。
と息子には伝えています。
高校がある程度決まっている息子は、受験の心配はありません。
親元にいる間、学生の間、
いろんなことにチャレンジして、これはおもしろいなー、と思うものを見つけてもいいし、
自分の特技や、性格的なことも踏まえて、これなら続けられそう、と思うものを見つけるのもいいし、
今すぐたったひとつに決めなきゃいけないわけじゃないよ。
若いうちの失敗なんて失敗じゃないからね。
やりたいことなんて変わっていくのが当たり前だからね!
高校生だった頃の、悩みまくっていた自分にかけてあげるなら、こんな言葉かな、と考えながら息子にも伝えてみました。
さて、彼はどんな道を歩んでいくんでしょう。